粒子がバラバラの状態の単粒構造の土ごつごつサラサラ乾燥している
よい土壌は粒子がくっついた小さな団子(団粒)がくっつき集まって、団子同士の間に隙間ができます。団粒と隙間で構成された土は通気性、保水性、水はけをよくしてくれます。植物、微生物、生き物がすみやすい健康的な土壌です。
一本ずつ離して植える植栽
木々を寄せて植えることで、足元に木かげができます。樹木の温度上昇が抑えられ、下草も育ちやすい環境となり、土壌の保湿も保たれます。当社ではたたみ2畳分のスペースに木々の寄植植栽をご提案。管理がしやすく、レイアウトや価格もわかりやすく。
植物は根から水分を、葉から二酸化炭素を吸収。光合成を行って酸素を放出します。大気汚染物質であるNOx(排気ガスに含まれる一酸化窒素が酸化したもの)、SOx(酸性雨の原因となる硫黄酸化物)も吸収します。汚染を浄化し、新鮮な空気を作ってくれている。とてもありがたいです。
落葉樹は青々と夏に葉を生い茂るため日差しのブロックをしてくれます。外壁の温度上昇が抑えられるため、室内の温度も緩和されます。葉のおかげで和らいだ光、木漏れ日(木かげ)で夏の窓辺は彩られます。反対に冬は落葉し幹や枝のみになるため、部屋の中へ暖かな光を取り込むことができます。室内は温まり、陽だまりでぽかぽか心地よい冬の窓辺となります。設備に頼りすぎることなく、プライバシーを守りながら、開放感ある窓辺が暮らしを豊かに導きます。
庭に高木を植えると「木かげ」ができ地面は冷やされます。冷やされた空気は下へ下へ。日向の暖かな空気は上へ上へ。日向の暖気と木かげの冷気に循環が起きたとき対流(風)がおきます。庭にはさわやかな風が通り、家の窓をあければ室内の空気の交換ができます。風通しがよくなると木々の免疫力も高まります。日向の暖気の上昇は塵や砂の侵入を抑制もしてくれます。